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ここ2-3年、統計学や機械学習の本が劇的に増えたと思います。2014, 2015のガートナーのハイプサイクルからもわかると思いますが、ビックデータや機械学習などのデータ分析に関する事柄などは過渡期を少し過ぎたあたりになります。過渡期に執筆が増え今まさに販売されてきているといったところでしょうか。
そこで今回はいきなりデータ分析に取り組む前に、まずはわくわくするところから数字のセンスを身につけよう、ということでいくつかおすすめとなる統計学本を紹介させていただきます。そして、最後にビジネス×統計学やデータサイエンティスト入門のための本も一覧として載せています。
うーん、カイザー・ファングさんの本、ナンバーセンスは表紙から刺激的ですね。
THE 鉄板!
まずは、西内啓さんから。説明不要な気がしますが、今年話題になったのはJリーグのアドバイザー契約になりますね。西内啓さんを含む、堀江貴文さんや夏野剛さんなど5人の方が契約されました(リンク)。Jリーグで統計学、、それだけでもわくわくしますね。
そして本の中身は冒頭から「統計リテラシーのない者がカモられる時代がやってきた」と刺激的な内容となります。「あみだくじも平等ではなく、必勝法があるよ」など。あみだくじはシンプルで、当たりの真上が確率が最も高くなります。
ほかにも因果関係の向きに関する話があります。「過去一ヶ月に当社のCMをみたことがありますか?」というアンケート結果に対して、商品購入者80%が見た!、商品非購入者の10%が見た!という内容があったとします。この場合、一見CMを見たから買ってくれたんだと思いがちですが、そもそも買ったからその後もCMを覚えている可能性が高そうです。このように見たから買ったのではなく、買ったから覚えている、これら2つのどちらが正しいかがわからないと誤差が小さくても意味はないというお話など。
このように入門的な読み物としての内容から、後半にかけてはさらに一歩踏み込んで統計学初級、広義な回帰分析の話になっていきます。ここらへんから少し心が折れる方もいるかもしれません。そういう方は下記の仰天で紹介している本のほうがより読み物として楽しめると思います。
THE 仰天!
一般人が考える統計学に関しての説明というよりは、それよりも前段階である、統計リテラシー、数字に関する「センス」を身につけようというお話。世の中の数字、統計に騙されるな、という内容を身近な例をもとに説明してる。また上記の西内啓さんの統計学本より更に「読み物」といった内容になります。
ヤバい統計学。「ディズニーランドの行列をなくす方法は?」、「宝くじに当たる確率は実際どのくらい?」「テロ対策とドーピング検査の共通点とは?」
ナンバーセンス。「レストランの集客にクーポンは役立つ?」、「失業率の増減を実感できないのはなぜ?」「ダイエットできるかどうかは統計次第? 」
ビジネス×統計学
あとは上記で興味を持って、ビジネスとして身近に使いたいよ、という方向けに。数字での説明に説得力を持たせたい方や、エクセルで使える統計学を用いて実務に役立てたいなどなど。
データサイエンティスト入門
さらに、もう一歩。R触ってみたい方や、機械学習にも興味のある方へ。
※ Amazonアソシエイトによる記事です
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